脱毛経験者は誰もが体験しているであろう『まだら』。
「どうしたらいいんだろう?」
「ちゃんと治るのかな…?」
「なんだか恥ずかしいなぁ」
と不安になりますよね。
今日はまだらになってしまう理由について
お話しします。
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◆まだらになっても大丈夫◆
結論から言うと、
まだらになってしまうことは
問題ありません。
脱毛の仕組み上、
どうしてもなってしまうものなのです。
そのまま脱毛を継続していくことで
改善できますのでご安心ください。
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◆まだらになる理由◆
◇毛周期との関係◇
一番の理由はこの毛周期。
1度の施術で効果を発揮できるのは
全体の約10%しかない成長期の毛だけなので、
効いている毛とそうでない毛に差ができ、
まだらになってしまうということです。
もう少し詳しくご説明します。
当サロンの扱う光脱毛は
ハイブリッド方式。
『黒色に反応』して熱を発生させ、
発毛命令細胞(バルジ領域)や
毛の元となる細胞(毛根)などに
ダメージを与えることで、
脱毛効果を得ます。
上記の特性上、
成長期の毛にのみ効果を発揮します。
毛には
成長期・退行期・休止期の
3つのサイクル(毛周期)があり、
成長期は全体の約10%しかありません。
そのため、
1度の施術で効果を発揮できるのは
全体の約10%であり、
まだらになってしまうということです。
◇剃毛度合いとの関係◇
最も効果的な剃毛度合いは、0.1mmの長さ。
皮膚上にわずかに出ているものの、
照射面に接する以上の長さはないという長さです。
すべてがその長さにできていれば
剃毛度合いによる差は出にくいのですが、
どうしても深剃りになってしまっていたり
甘剃りになってしまっていたり
する部位もあります。
そのため、
効きに差が出てまだらになってしまう
ということです。
◇毛の密度や肌の色との関係◇
毛が密集している部分は、
多くの毛に熱エネルギーが分散するため、
1本あたりに与えられる熱エネルギーが
小さくなります。
ヒゲはお顔という狭い範囲の中でも
密集度合いが全然違うため、
特にまだらが目立ちやすくなってしまう部位。
また、
日焼けや地黒、色素沈着などによって
肌が黒っぽい部分も同様に、
肌に熱エネルギーが分散するため、
毛に与えられる熱エネルギーが小さくなります。
つまり、
毛の密集しているところとしていないところや、
肌の色が黒っぽいところと
そうでないところを比較した場合、
まだら(ムラ)を感じやすくなります。
均等に照射していても
まだらになってしまうのは
こういった理由もあるのです。
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部位や体質によっても
まだらになりやすかったり、
抜けやすい・抜けにくいがあったりと、
なにかともどかしい脱毛。
理想の仕上がりを手に入れるまで
モチベーションを保てるよう、
情報を発信しながら
サポートできたらいいなと思います。
一緒に頑張っていきましょう!