『とにかく出力(パワー)が高ければ高い程良い‼️』
というのは半分正解で半分不正解。
確かに出力が高い方が
発毛源に対して大きなダメージを与えられるため、
毛への効果は高くなります。
しかし!
出力が高いだけでは肌へのダメージも大きくなり、
脱毛の大敵である乾燥が促進されます。
じゃあどうしたらいいの?ということで、
今日は効果的な出力についてお話します。
結論は下部にまとめているので、
面倒な方はどんどんスライドしてください。
-----------------------------------
◆出力と痛み◆
まずは出力調整と痛みについて。
出力が高ければ高い程痛みは増します。
痛いの怖い…という方も多いと思いますが、
今は様々な脱毛機が出ており、
痛み軽減に工夫をこらしている機械も
多くありますのでご安心を。
とはいえ!
痛みゼロはなかなかないと思いますので、
ある程度毛がある・濃いのに無痛な場合は、
スタッフさんに出力レベルを上げられるか
聞いてみると良いかも。
出力調整は、
お客様に痛み度合いを聞きながら
おこなっていきます。
どの程度が適切なのかというと、
当サロンでは
「『耐えられるくらいの痛み』だったら耐えましょう」
とお伝えしています。
というのも、
無痛にするためにレベルを下げすぎてしまうと
出力が弱すぎてしまって効果が出ず、
かといって
激痛では火傷してしまう可能性があります。
毛の太さや濃さ、肌の水分量、
肌色などはもちろん、
痛みの感じ方は人それぞれなので、
痛み度合いで出力を決める場合は
『頑張れる範囲で上げる!』と良いですね。
-----------------------------------
◆判断基準◆
他のサロンでは様々と思いますが、
当サロンでは
どのくらいのレベル設定でやっているかを
お客様にお伝えしています。
その際、
「自分は低いレベル設定だから駄目なんだ…」
「全然痛くないからレベルは高くても効果は薄いんだ…」
「MAXじゃないから駄目なのかな…」
と判断してしまうのは時期早々。
初めは痛みが強くてレベルを上げられなくても、
毛が減ってくれば痛みも減ってくるので、
頑張れる範囲で少しずつ上げていきましょう。
また、
痛くなくても高いレベル設定なら効果は出るので
問題ありません。
ただし!
使用する機械によっては、
レベルMAXであっても出力が小さくて
どう頑張ってもある程度以上は効果が得られない
ということがありますのでご注意。
つまり、脱毛サロンを選ぶ際には、
どんな脱毛機を導入しているをチェックする
必要があるということです。
ここは難しいところかと思いますが、
ユーザーさんも多少知識がないと
騙されてしまうことがあるので、
最低でも
ホームページや各種SNSからの情報収集は
おこなうべきと思います。
無痛!痛みゼロ!を謳っているところは
・痛くないくらいの出力しか出ないのかも
・出力を上げていないのかも
なので、少し疑うべし。
-----------------------------------
◆出力を上げるメリットデメリット◆
メリットは
脱毛効果が上がること。
デメリットは
痛みが強くなることと
乾燥しやすくなることと
肌ダメージが大きくなること。
乾燥は
・施術時の痛みを強める
・毛の抜けを妨げる
といったことに繋がるため、脱毛の大敵。
また、
肌ダメージが大きくなると
火傷や肌トラブル(毛嚢炎)のリスクに繋がります。
数だけで見ると
デメリットの方が多いように見えますが、
メリットである脱毛効果が得られなければ
脱毛している意味がありません。
大切なのでもう一度言いますが、
脱毛効果が得られなければ
脱毛している意味がありません。
多少の痛みであれば
我慢していただいた方が良いかなと
私は思います。
-----------------------------------
今回は適切な出力についてお話しましたが、
簡潔にまとめると
・出力は耐えられるくらいの痛みを目安に
できるだけ上げよう
・無痛は効果も出にくいかも
・『保湿+耐えられる範囲の高出力』がベスト
ということでした。
皆さんにとって最適な脱毛ライフを送れますように(^^)